『桜のような僕の恋人』を読んだ
本屋さんへ行く度に目立つところに平積みされたのが目に入って、気になりつつもスルーしていた小説『桜のような僕の恋人』。
主演:中島健人・松本穂香で映像化決定!
ということで、ついに読みました。
タイトルや装丁から、ちょっと若い世代向けかな?なんて思って、躊躇ってたんですけども。
著者は過去に『今夜、ロマンス劇場で』を出版している方なんですね。
てっきり恋愛小説家なのかと思ったら、脚本家としては『信長協奏曲』『世にも奇妙な物語』などを担当されていて。
読了後の率直な感想。
晴人(主人公)がケンティーすぎる!!!
脚本家さんなので映像化も念頭にありながら執筆されたのかな?という感じで、一人称の語り口なこともあってか、読んでいると自然と頭の中に映像が浮かんでくるんですよ。
それが、先にキャスティングを知ってしまってるのはもちろんあるけど、健人くんで違和感なく再生されるんだよね。
最初のページを開いたモノローグの時点で、健人くんの声で語られるのがイメージできちゃうくらい。
真面目で、誠実で、不器用で、でもまっすぐで純粋で、ときに大胆。
これまで健人くんが演じてきた役たちとも似てるところが多い気がする。
美咲役の松本穂香ちゃんも、小柄でネコのように瞳が大きくて笑顔がかわいい、ということで雰囲気ぴったり。
ちなみに私の地元の公園でも撮影をしていたそうで、近隣なのでふらっと散歩がてら本を片手に行ってきました。
絶賛撮影中で2021年以降にNetflixで配信されるようだけど、待ち遠しすぎる!